製品案内
PRODUCT
カートリッジヒーター
カートリッジヒーターとは、片側に電源端子(リード線)がある棒状のヒーターです。
発熱体(ニクロム線)や絶縁材(Mgo)はシーズヒーターと同じですが、シース内の構造はシーズヒーターと異なり、小さなスペースに高ワットを入れることが可能です。
但し、最大6000Lまで製作可能なシーズヒーターのような長尺ヒーターの製作は出来ず、ヒーターの曲げ加工もできません。
見た目から「棒ヒーター」とも言われます。取付け、取外しが容易でメンテナンス性が良く、幅広い業界で使用されています。
また、用途により耐久性や耐水性を高める様々な端子の形状がありますので、お気軽にお問い合わせください。最適な形状をご提案させていただきます。
お問い合わせ先
新日電熱工業株式会社
TEL: 0120-435-130
カートリッジヒーターの特長
- 局部加熱が無く、発熱部の温度分布が均一で熱効率が高いです。
- 用途に応じて発熱線を3~6本使用出来、発熱線への熱負荷が少ない構造です。
- 加工方法により、小さなスペースに高ワットを入れられるので、高温加熱が可能で、しかも長寿命です。
- 発熱線と絶縁物、外装管がプレス加工またはスウェージング加工により強固に一体化されているので非常に堅牢です。
- 外部から他のヒーターが取付けられない部分にも、挿入孔を設ければ簡単に取付け可能です。
- 熱電対を内蔵したヒーターも製作可能です。
- 1本のヒーター内で電力密度に強弱を付ける「バランス巻き」での製作も可能です。例えば、ヒーター中央部分の電力密度を高くして、両端側の電力密度を低くしたり、その逆の配分にしたりすることが可能です。熱盤に使用する際などに温度分布を良くするため、バランス巻きでのヒーター製作を行っています。
カートリッジヒーターの基本仕様
- 被加熱物
-
- 液体
- 気体
- 固体
- ヒーター長
- 2000L
- ヒーター径
- φ6~φ25・φ30
- 材質
- SUS304・316・316L・310S、インコロイ800、インコネル600、銅、チタン、ニッケル
- 形状
- 取付け装置、部品に合わせて自由に設計可能
- 主な用途
- プレス盤や金型へ挿入して使用
包装機械のフィルムシール部分の使用